担当司祭あいさつ

2025 .4.20  


キリストは復活しました

  担当司祭 マチアス・アントニオ  

キリストの復活という単純だが深遠な真実は、主が私たちをどれほど愛しておられるかを私たち全員に思い出させるはずです。私たちを死から救うために、主は私たちのために死をお受けになりました。私たちが生きられるように、主はカルバリの丘で自らの命を犠牲にされました。

 

主は、私たちが当然受けるべき、自ら選んだ永遠の苦しみと死から私たちを救い出してくださいます。真の愛は、受ける人がふさわしいかどうかを問いません。真の愛はただ与えるだけです。神の子羊であるキリストは、私たちへの愛が無限であるため、すべてを私たちに与えてくださいました。

 

主の栄光ある死からの復活は、主が主であり命の与え主であることの証明であり、私たちが主とともに罪に死ぬならば、私たち自身の将来の栄光の保証であり、そうすれば私たちは主とともに新たな恵みの命に、そして最終的には天国での永遠の命によみがえり、そこではもはや私たちを脅かす苦しみ、病気、死はありません。

 

「私たちの過越祭であるキリストは、私たちのために犠牲にされました」と聖パウロは手紙の中で叫んでいます。「ですから、私たちは、真実の誠実さという無酵母パンで祭りを祝おうではありませんか。」今日(そして毎日)、私たちが喜び、感謝すべき多くの理由を詳しく語りましょう。その主な理由は、私たちの祝福された救い主の復活と、それが私たちに与えてくれる新しい人生であり、その中で私たちは主とともに歩むよう求められています。

 

 



2024.12.24

主のご降誕おめでとうございます!

親愛なる小教区の信徒の皆様

 救い主イエス・キリストの誕生の物語は、神が私たちのうちに住み、私たちに近づき、私たちを罪から救うために来られたことを思い出させてくれます。神の独り子であるイエス様は私たちへの贈り物としてご自身を私たちに与えてくださいました。それは今日でも真実に響く愛の物語です。お互いに距離を保つ必要があるパンデミックの真っ只中にあっても、イエス様は私たちと共におられます。イエス様が私たちの近くにいるのは、神が私たちの心の中に住み、私たちへの贈り物であり続けているからです。神様は私たちをイエス様から遠ざけることはありません。私たち一人一人の中にイエスがおられるからこそ、私たちも存在し、お互いにつながっているからです。

 イエス様のご降誕を祝うにあたり、私たちは神様にすべての祝福、特に私たちの生命、家族、信仰共同体、友人、隣人からの贈り物に対して感謝する心を持ちましょう。皆様はそれぞれの場で積極的に活動し、時間や才能、できる限りの経済的支援という贈り物でそれぞれに支え合い、私たちの教区にとって大きな祝福となっています。この機会に心から感謝いたします。この降誕節が皆様にとって素晴らしい祝福された時となりますように。皆様に祝福された主のご降誕と良い新年をお祈りします。

 主のご降誕と新年に、神様が皆様を豊かに祝福してくださいますように。

 メリークリスマス!

マチアス アントニオ 神父


 




2024.4.1

主イエスの兄弟姉妹の皆様へ

 私は今、この仙台教区に来て、福島教会で司祭として奉仕させていただく恵みをくださった主のお導きに感謝いたします。皆さまとと毎週日曜日に、この教会でお会いできることが私の喜びとなりました。

 私はこの機会を通して、皆さま方が、私とドミニク司祭を教会共同体に迎え入れてくださったことに感謝の意を表します。これから始まる皆さまとの歩みが、楽しく実りあり宣教の旅路となることを切に願っています。

 皆さん、神の愛が私たちのうちに働く時、私たちはその愛を他の人たちと分かち合うことができる、と私は信じています。私たち神の愛をより多くの人々に宣べ伝え、それを分かち合うことによって、彼らにキリストの愛を証しすることになるでしょう。

 良き知らせをこの世界のもたらしたイエス・キリストの使命に深く結ばれ、聖霊の導くままに心を開き、神が私たちに示してくださる道を共に歩んでいきましょう。

アントニオ・マチアス神父