年間第7主日 C年 2025.2.23
敵を愛し、あなたがたを憎む者に親切にしなさい(ルカ6・27より)
今日のお説教、ルカ福音書6章27節から38節の部分でした。時代背景などを考えないで現代の感覚で読んでしまうと、聖書の言いたいことが見えなくなってしまう、だからまずイエス様の時代、その時代のことを学びましょう、という話から。
どの神父様たちも、聖書の時代、イエスの時代のことをまず理解して、とおっしゃいます。現代に生きている私は、その時代の習慣や生活様式、人々の心情を想像してもなかなかピンとこないことも…。皆さんはその点はいかがでしょうか?
あなたの頬を打つ者には、もう一方の頬をも向けなさい。(ルカ6章29節)
当時は奴隷と奴隷の持ち主の時代。持ち主が奴隷の頬を一回打つのは、当時では普通のこと。もし(往復ビンタのように)2回打ったら、その行為は持ち主が恥ずかしいことだと。
人を裁くな。(ルカ6章37節)
法律などのことではなく、自分の心の中の問題。なかなか難しいです。
いつもこの言葉が頭の中で巡ります、人を裁くな。
トニー神父様はお説教の最後にはいつもこうおっしゃいます
「ちょっとずつ、ちょっとずつでいいです。昨日よりは今日できるように、近づいていけるように。かんばりましょう」
神様の豊かなお恵みが
皆様の上にありますように